*きいろ*オレンジ*ひまわりの色に包まれて生きよう | Heal the blue カウンセリング記録

【カウンセリング記録】



 ーfile.15ー

Mさん・女性・50代

今回のご依頼者Mさんのご相談内容は
「ハッキリわからない自分の気持ち」について

“これ!” という具体的なものがなくボンヤリしており
自分がいったいどうしたいのかわからずモヤモヤしている
しかしながらモヤモヤする原因に全く心当たりがないのかというと
そうではなくおそらく実家の父の言動に原因があるのだろう
ということでした

そして常に心の奥深くにあるモヤモヤして癒えないものを
なんとかしたいという思いから
心理セミナーに通ったりタロットカードを習ったり
ネットであらゆることを検索して答えを探している
と、そんな状況であることもおっしゃていました



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


現在はMさんはご実家を出られてはおりますが
体調の悪い高齢のお母さんのためにたびたび実家に通われています
実家には他に父と兄と兄の息子さんがいらっしゃるとのこと

そんな中Mさんがモヤモヤとしたものを常日頃
感じておられるのが “父の母に対する高圧的な態度”
ご実家暮らしの時からお父さまは高圧的で支配的な
ザ・亭主関白タイプ

母を大事にしてくれないという父への不満とともに
私がなんとかしなければという思いがずっとあった
とのことでした


「癒す」担当ユミがMさんに質問します

⚪︎お母さんがMさんにお父さんの愚痴を言うことはありましたか?
→私が大人になってからは会うと必ず言っていました
 私も我慢していたと思います
 手こそ出しませんが私から見ると言葉のDVであるとずっと思っていました
 父に支配されており無意識のうちに離れられないようにも感じていました
 


オーラから読みとれるもの



今回「視る」担当ひろが画面に現れたMさんを見るなり
開口一番に言ったのが


悩んでますねぇ
すごいグレーに覆われてます



ご依頼者さんとオンラインで繋がってすぐに
「視る」担当が話し始めることは珍しいことなので
よっぽどモヤモヤしたものに覆われてるのだろうかと思う私でした


Mさんの全身をすっぽり覆うかのようにグレーのモヤがかかり
Mさんにはお悩みがありまた悩みすぎている
ということをひろは言います

またMさんの頭部は真っ赤で目はつり上がって見え
(霊視の上での見えない世界での話です。私やユミにはわかりません)

この怒りはお母さんに対する感情なのでは?ということでした



お母さんを大事にしないお父さんへの怒りではなく
本当のところはお母さんに対して怒っている・・・?
それはどういうことか・・・それは


自分のことを大事にしてくれない人と
どうしていつまでも離れずにいるの?



というお母さんに対するもどかしさからの怒りです
子の目線ならではというか
お母さんを大切に思う子であるからこそ抱く疑問ですよね


さっさと別れればいいものをなんだかんだで
結局別れずにずっと一緒にいるんです

とMさん自身もそうおっしゃっており
イライラを隠せないご様子でした
長年抱えて解消されないままの怒りっていうものは
見えない世界で人をそんなにも暗いもので覆い
顔色や形相すらも変えてしまうのかと
普段から「怒り」というものを抱えやすい私muuが
何だか刺さるものがある
そんなオーラリーディングでした


そのほかにMさんの両肩のあたりには茶色のオーラが見えるとのことで
Mさんが勤勉で優しい人である
ということも読み取っておりました

真面目で優しい人柄であるからこそ
私が何とかしなければ
という思いが強いのでしょうし
その思いが強い分何ともならない場合の落胆が大きく
どうすれば、どうすればとモヤモヤと悩む
ということになるんですよねきっと…


優しいんですよねMさんってきっと


だって私の第一印象は
「あ、優しそうな人…」でしたから
ホントに。喋りやすそう♪って思って安心しましたもん(/ω\)



タロットを読む



ひろの霊視と同じ頃私もタロットカードを並べます
今回Mさんにはどんなカードが出て何を教えてくれるのだろうか
毎回恒例のドキドキ緊張タイムです


そしてMさんの現状を現す位置に出ていたのが
このカード

5司祭  信じるものは?




あなたは何を信じていますか?



カードに描かれている司祭とは教皇のことで
キリスト教カトリックにおける最高権威者であります
要するにローマ法王のこと
しかしこのタロットの作者であるアーサー・エドワード・ウェイトさんが
直接的にローマ法皇を意図していたのかということについては
小難しい話になりますのでここでは省略します



司祭は信者に『神の教え』を説き
信者は神を崇めその教えに従います



ここで

心の奥のモヤモヤをなんとかしたくて心理セミナーに通ったり
タロットカードを習ったりネットであらゆることを検索して答えを探している



とおっしゃっていたMさんの言葉を思い出します

今起きている問題の現実的な解決方法を探したり
かと思えば現実的な方法の前には心の在り方やスピリチュアルなことが
結局大事なんじゃないかという考えになり
インターネットを駆使して手当たりしだい検索する気持ち
嫌というほどよくわかります
思い当たるフシがありすぎる…というか私のこと?(/ω\)ヤダッ

だけど結局何が正しくて何が正解なのかはわからない
根本的なことを腑に落とすことなく
無理矢理自分の思考や在り方を変えようとこねくり回したところで
現実に起きる問題はいっこうに変わることなく解決には至らない

その結果陥るのが世間でよく言われる
「セミナージプシー」や「スピリチュアル難民」いうもの

私もセミナージプシーにこそなりませんでしたが
(/ω\)オカネニヨユウガナカッタモノデ
一時は完全にブログジプシーでした

少しでも現実を変えたくて
そのための知識が欲しくて
自分の中の何かにヒットしたブログは徹底的に読み漁る
そしてそのブロガーさんの繋がりのある人もどんどん追って網羅していく

ブログジプシーとかそんなカッコのいいものではなく
完全にただのネットサーフィン(/ω\)キャァ

そんなんだから当然ながらその都度信じるものが変わるし
言ってることも変わる
知識というか知っていることがただ膨大に増えるだけ
ほんまにイタイ女だったなと思います


Mさんは私ほど重症でははおそらくないので
きっと早い段階でこの状態からも脱出できるかと思います


そしてそんな頃私にもよく出ていたのがこのカードです


結局何信じてんの?

って本当に頻繁に出て頻繁に問われた


日本には八百万の神といってたくさんの神様がおり
いろんな神様を信仰する多神教の文化でありますが
このタロットカードが作られた国や時代背景はそうではなく
一人の神を信仰する一神教の文化です


だからといってただ一つのことに絞れ
という薄っぺらい話ではないと思うのですが
少なくとも「手当たり次第」とか「あらゆることの検索」
といったものはいったん置いておき
自分自身が本当に「これを信じる」とか「これだけは譲れない」
といったものが何であるのかについて今一度考えてみる必要がありそうです

そしてその信じるものを探っていく際に必要な
Mさん自身の在り方、向き合い方の方法についても
タロットカードからの答えがありました

ソード2   静かに冷静に




いったん入口はシャットして



思考を平静に保ち自分自身の内側に向き合う際
周囲の意見や情報は遮断する必要があります
周囲にわずらわされることなく自分の中で考えるためです
そして目隠しは視覚による混乱を避けるためです

実際に目隠しをしましょうということではないですが
誰にも何にも惑わされることのないブレない自分の思考や軸を持つには
一人の時間と周囲のシャットアウトが大切になってきます



静かに
落ち着いて
深呼吸して


何が必要で何が要らなくて何を信じて何を取り込むか
ひとつひとつ冷静に
感情的になることなく自分の内側と向き合えた時
Mさんの中には何が残りますか?



問題は違っても問題に対する考え方は同じ




そしてもうひとつ
Mさんの現状において一番問題になってるであろうこと

「父の母に対する高圧的な態度」

です


ご高齢で尚且つ体調も悪いお母さんに対する
お父さんの高圧的な態度や暴力的とまで思えるような言葉

お母さんの介助のため実家に帰られるその度に
こういったことを目の当たりにし
毎度毎度イヤな思いをされて怒りすら感じておられるわけです

そしてそのことに関しても
答えたタロットカードはやっぱり


これです




「何を信じているのか」



問題は違えど問題に対する考え方
向き合い方は同じということです


信じていること、正しいと思うこと
こうあるべき、あぁあるべき


それはもう100人いれば100人とも違うのだと思います
せめて家族は同じであってほしいと思うところですが
似た考えであったとしてもでもやっぱり根底は絶対に違います


Mさんはお母さんに対して自分が信じていることを行動に移します
例えば
・優しくしてあげなければと思って優しくする
・少しでも手を貸してあげなければと思い介助する
・できるだけ実家には行ってあげなければと思って実家に行く

などです
そしてお父さんはお父さんで何か信じるもの
正しいと思うことがあってそれをしている
ということです

例えばですが
・どんな状況であれ男たるものこうあるべき

といった正しいと思うものをお持ちなのかもしれません

実際にお父さんにお聞きしたわけではありませんので
こればっかりは推測でしかないのですが…



私のことで恐縮なのですが
Mさんと似たような内容で私も毎日怒っていた時期がありました
私の場合は旦那に対してです

私の旦那は私に対してはそんなことないのですが
他人に対してとても傍若無人で高圧的なところがあり
特に車の運転中はそれが顕著に現れます

そしてそんな旦那の自己中で自分勝手でエラソーな姿を見るたびに
反論したり意見したり怒ったり
いちいち食ってかかって攻撃してました(/ω\)

ほとんど毎日おんなじようなことが起こり
毎日毎日気分が悪い。不愉快
どーにもこーにも怒って腹たつ毎日でどうしたものか

そんな時私がすることは何かというと
タロットカードを出す
そして読む
ですこれでも一応タロットリーダーですので(-。-;


その時出たカードは 5司祭ではなく
切り口は自分の価値観や倫理観というものでしたが
やっぱり答えであり着地点は同じようなことでした

その時私が自分で出していたキーワードは

「正義」

そして自分にしたリーディングは

自分の中の「正義」と相手の中の「正義」は違う
だからいくら自分の中の正義を振りかざして
相手をコントロールしようとしても
自分の「正義」は相手にとって何の効力もないので
話は通じずただただ不毛な結末に終わる

というものでした


私の場合は「正義」でしたが今回のMさんの場合は
「信じること」「正しいと思うこと」
これもやはり同じことだと思うのです
自分と相手の信じることは違い交わることはないので
戦っても感じるのは不毛さと不愉快さだけ


・ ・ ・ ・ ・


問題に対する考え方や向き合い方は分かったけれど
現実は一向に変わらない
ぐるぐると同じことの繰り返し
一体どうすればここから抜け出すことができるのか



ところでそんな過去の私とMさんに共通して出ていた
ある一枚のカードがあります



自分の輪っかを回すものとは



私とMさんに共通して出ていたカード
それは

10運命の輪   パターンがあるよ





物事に対する考え方や反応にパターンがある




良くなったり悪くなったりぐるぐる回る運命の輪
そんなふうに適当に回って
出来事は偶然訪れているかのように思えても
実はいろんな意味が含まれており
点と点が線で繋がるようにいろんなことが結びついて
運命というのは創られていく


その都度訪れる出来事に対して自分がとる反応や
考え方にはパターンがあり
その自分の独自のパターンでぐるぐる同じことが繰り返されている
そういうふうに運命の輪というものは回っている


とするとMさんと私に共通する思考や反応のパターンとは何か
自分の運命の輪っかを回しているものとは何なのか

それはきっと「真っ向勝負」

そういえばユミが言っていました
「ぶつかり稽古がしたいんですよね!」って

言葉のチョイスが的確すぎて
あまりに的を射すぎてカウンセリング中も
思わずみんなで笑ってしまいましたが
少し前の過去に私も旦那にやっていたのがまさにこの
「ぶつかり稽古」です

これが自分の運命の輪っかを回すもの

だからこの反応パターンであるぶつかり稽古は
場や人を変えてまたぶつかり稽古する土俵を作る



Mさんの最初の問題
「ネット検索」も同じことです
ネットで解決方法を検索して偶然ヒットしたもの全て
真正面から受け入れどうにかしようと行動する
これも場や相手を変えたぶつかり稽古



ではこのパターンから抜け出すためにはどうすればいいか
それはやっぱり最初の問題と同じ答えである
これ


になるわけです



ぶつからずにスルーする
ダジャレみたいになってしまったけどスルーする(-。-;



ぶつかり稽古のメンバーとして言わせていただくとするならば
私たちはどうやら「受け入れる」力はものすごく強い
全身全霊で受け入れて感情的になり怒りを募らせる

でもそうではなく私たちが必要とする技は「受け流し」
つまりスルーりょく

相手のどんな理不尽な言葉も態度も
「受け入れる」のではなく「受け止める」
いちいち自分の中に吸収しない

自分の前に(見えない)ついたて一枚置いときましょう
ベニヤ板一枚でもok(/ω\)


人には人の信じていることがあり正しいと思うことがある


と言いました
このことが理解できればお父さんのどんなに理不尽で
思いやりに欠けた言動を目の当たりにしても

「あぁまた始まったな」くらいのものとなり
「はいはいそうですねぇ〜〜」とサラッとナチュラルに
かわすことができるようになります

そうやってお父さんのことはサラッとかわして
自分は自分が正しいと思うことをお母さんにする

本当にただこれだけのことで
今まで不愉快でしかなかった状況が180度違う世界に変わります
旦那に対する自分の「怒り」の問題で私自身
身をもって実験済みなので間違い無いです


不愉快な状況も考え方一つで快適なものに変化します
ぜひ参考になさってください



*カウンセリング中にもチラッとお話させていただいた
「思考は現実化する」
について
このことについても私の実体験をもとに考察記事書いてますので
よければ参考になさってみてください



心地よく生きる



親の問題、子の問題、夫婦の問題、お金の問題


生きているといろんなことが自分の人生に訪れます
大きなことから小さなことまでそれはもうさまざま
Mさんのように「親の介護」という
想像以上に大変なことだってある

だけど「視る」担当ひろが言っていたように
私たち3人はMさんにあえて言いたい


ワクワクすることしましょうよ


いろんな出来事や問題はあるけれど
子供達も自立して私たちはもう年齢的にも
自分が楽しむことに目を向けても十分いい年齢にさしかかっていると思います

Mさんのやりたいことって何ですか?
ワクワクすることって何ですか?

そうお聞きして楽しいことを答えてもらった時
ひろの目にはMさんの周りにひまわりが見えました
オーラの色も最初のグレーのモヤが消え
オレンジや黄色のまさにひまわりカラーになったようです

そんな素敵なオーラ
私も見たかったな…

私にはオレンジも黄色もひまわりも
Mさんの周りに見ることはできませんでしたが
ふと目についたMさんに出ていた他のタロットカードで
それを見ることができました

ワンドクィーン   ひまわりのようなあなた



こんな偶然ある?!(°_°)



明るくて楽しくてエネルギッシュで
人にその元気を分け与えることができるのが
ワンドクィーン

そしてそれが今のMさんのあるべき姿



タロットカードを扱うのが楽しい!


とおっしゃっていたMさんの明るい表情は
とても素敵でとても印象的でした
ぜひ、その楽しいこと
思いっきり楽しんでください!

でもその際に
「収入を得るには…」とか「完璧にマスターするには…」とか
そんなことは考えずただ純粋に楽しんでくださいね!
仕事や収入に結びつけて考えた途端
楽しくて好きなことが心地よくないものになってきてしまいますから(/ω\)



Mさんmatte
  • モヤモヤの根っこが「怒り」にあるということを確認する
  • 問題の解決方法を探るための情報のインプットはいったん遮断し本当に必要なものを自己対話を通じ見極める
  • 一人ひと宇宙。一人一人独自の世界を生き、信じていることは違う
  • 訪れる出来事に対しての自身の反応、対応、考え方のパターンが同じような出来事を作り出す
  • なので自分のパターンがどういったものか知ることが大事
  • 情報の遮断のように周囲の言葉も「受け止める」にとどめ「受け入れない」
  • ワクワクすること、楽しいこと、心地よいことに費やす時間を増やす
  • 心地よさに身を置くことが自分のオーラや取り巻くものに影響を与えているということを知る




以上がMさんのカウンセリング記録です
Mさんのblueが一日も早く癒えますように…

ありがとうございました




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