捨てた自分を回収する

スピ界ではよく「統合」という言葉を見聞きすることがありますが
私的にはなんのこっちゃよくわからず
ふわスピな感じもしてあんまり良いイメージがなかったのですが
その「統合」について自分の中で
大きな気づきがあったので書いていきたいと思います
※あくまでも私の場合の統合についてです

タロット22の世界で「統合」の世界観て
これですよね

6.恋人たち
男性性と女性性の統合

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私は長い間自分のことが嫌いで
特に幼少期から20代の自分のことは
もう大嫌いすぎて封印どころか完全に捨ててきました

で、それと同時に
20歳の時に結婚して26年経ちますが
恥ずかしながら実は旦那さんのことを
心から好きだと思えず今まできました

出会った時から嫌いだったのに
なぜ今までずっと一緒だったのか不思議なくらい

⚫︎過去の自分を完全に捨てて生きてきたこと
⚫︎旦那さんのことが好きではないこと

大きくこの2点を抱えて生きてた過程において
いろんな喜びや幸せに出会ったり
もがき苦しんだりもして
スピリチュアルや心の世界やタロットに出会って今に至ります

うまくいかずにもがき苦しむことの方が
多かったからこそその世界に出会ったんだと思います

で、そうやっていろいろなこの世のしくみや
心の世界を知って「統合」という言葉を知り
それがタロット6.恋人たちの世界観
ていうことはなんとなくはわかるけど
では自分におきかえるとどういうことだろうとずっと考えていたのです

ずっと考えていて昨日
ほんとに昨日突然わかったのです
これを「降りてくる」とか
「インスピレーション」とかいうのかな

「統合」とは
自分の中の男性性と女性性がひとつになること

男性性は行動やエネルギーの部分
外へ外へと向かう力

女性性はイメージしたり感じる部分
内へ内へと向かう力

その2つの性質がうまく調和してバランスのとれた状態

それで気づいたのですが
私が今まで自分のことが嫌いすぎて
捨ててきた部分って主に男性性の部分です
なぜ嫌いで捨てたかというと

わがままで
傲慢で
いじわるで
すぐ人の悪口いうし
イジメたりもしたし
傷つけたり
すぐ調子乗る

つまりジャイアン
そういった自分の中のきったない部分が嫌すぎて捨ててきました

「過去の自分はもういらない」と

でもその私が捨ててきた男性性て
「旦那さん」そのものだったのではないか
ということに突然気付いたのです

なぜ旦那さんのことが心から好きになれなかったのかというと

わがままで
傲慢で
いじわるで
すぐ人の悪口いうし
イジメたりもしたし
傷つけたり
すぐ調子乗るし
つまりジャイアン

私が捨てた嫌いな私と同じだから
だから嫌いだったのだと

でも人間は男性性、女性性
どちらか一方のみでは成り立ちません
どちらもあって1人の人間です

そしてさらに
他人は自分を現す鏡だとするならば
私の中の嫌いな私を
現実世界で旦那さんという人物が
見事に現してくれていたということになります

そしていつもどこか寂しそう

で、もっと掘っていくと
私の母親と旦那さんの母親は名前が同じ
私は9歳の時に母親に捨てられましたが
旦那さんは母親に超可愛がられて育ってきた
そんなことにもきっと意味があると突然気づき結構衝撃を受けました

統合という面でも考えていくと
嫌いな部分を捨てて良い人になったつもりの私よりも

わがままで
傲慢で
いじわるで
すぐ人の悪口いうし
イジメたりもしたし
傷つけたり
すぐ調子乗る

そんな部分を隠すことなくさらけ出し
そのまんまの自分で生きる旦那さんの方が
いろんな所で不思議と好かれたり可愛がられたりする謎

長い間私の人生うまくいかなかった原因は
この捨てたものにある
ということに気づいたのです

スピ界でいうところの分離というやつだと思います

その大切なことに気づいた今
自分が捨ててきた自分のことも
ちゃんと拾い集めて受け入れ認め
自分のきったない部分も隠さず
さらけ出して生きていって
やっと誰でも無い元の自分
本当の自分に戻っていくんだろうなと思います

それがきっと先に書いた
2つの性質がうまく調和してバランスのとれた状態

そういえば
どんなに私が心の中にダークな想いを抱えていても
旦那さんはずっと

一番の私の味方であり
一番好きでいてくれた

自分の中の気づきをこうやって改めて文章にすると
ガラにもなく泣けてきた
統合できたということなのかな